被保険者の健康診断
健康診断は毎年受診することで、健診結果から、自分の身体の小さな変化に気づくことができ、病気の予防につながります。
また、生活習慣病は、自覚症状がないまま進行しますので、健康診断は自身の生活習慣を振り返る絶好の機会となります。
東レ健保では、被保険者の皆さんの生活習慣病(高血圧・高血糖・脂質異常症など)の早期発見・治療・予防など健康管理に役立てることを目的として、事業主が実施する定期健康診断の費用補助のほか、個人で人間ドックを受診された方への費用補助を行っています。
(1)生活習慣病健診(事業主が実施する定期健康診断)
対象者 | 健診項目 | 健保補助金 | 健診結果の健保提供 |
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35歳以上40歳未満の被保険者 | 特定健診基本項目 | 健診実費の1/2もしくは3,000円の低い額 | 特定健診基本項目の 結果のみ必要 |
35歳未満の被保険者 | 尿酸・血清クレアチニン・眼底検査 | 左記3項目で上限 1,600円 | 特定健診基本項目の 結果のみ必要(提供協力) |
(2)特定健康診査(事業主が実施する定期健康診断)
対象者 | 健診項目 | 健保補助金 | 健診結果の健保提供 |
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40歳以上の被保険者 | 特定健診基本項目 | 健診実費の1/2もしくは3,000円の低い額 | 特定健診基本項目の 結果のみ必要 |
- (注)希望者は人間ドックでも可(人間ドック受診者は未受診でも可)
(3)人間ドック
対象者 | 健保補助金 | 健診結果の健保提供 |
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35歳以上の被保険者 |
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特定健診基本項目の 結果のみ必要 |
- (注1)健保補助金の②、③は2023年4月1日以降の受診分より適用。
ただし、同一年度に②、③共に該当する場合は②を優先とします。 - (注2)人間ドックの検査項目に「特定健診基本項目(※)」が含まれていることが費用補助の条件となります。
ただし、事業所の定期健診を受診した場合に限り、「脳ドック」「PET検診」も費用補助対象となります。 - (注3)人間ドック以外で、特定健診基本項目を満たす健診を受診された方の補助額は15,000円となります(初回受診者や節目年令到達者の30,000円は適用されません)。
- ※特定健診基本項目
身長、体重、腹囲、血圧、中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール、GOT(AST)、GPT(ALT)、γ-GTP(γ-GP)、尿糖、尿蛋白、空腹血糖またはHbA1c
<人間ドックのメリットは?>
人間ドックは、生活習慣病健診で行われる検査に加えて、超音波検査、他項目の血液検査などの豊富なオプションがそろっています。検査項目が多いことで、詳細に身体の中を検査することが可能なため、健康診断だけではわからない病気を発見することが可能となります。人間ドックを受診することで、早期発見により、万が一治療が必要となった場合でも、身体にかかる負荷や経済的な負担を軽減することができます。長く健康を維持するためにも、定期的・継続的なご受診をおすすめいたします。
- 必要書類
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- 人間ドック補助金申請書
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